2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧
慢性消化管疾患の診断ツールとして消化管の生検が必須ですが、犬や猫では確立された手技があるものの、馬では生検についての情報が限られています。 したがって著者らのグループはこれまでに発表されてきた研究のレビューを行い、馬での消化管生検手技につい…
レポジトリ、プレレポジトリが普及している昨今ですが、X線検査には被ばくがつきものであることは忘れてはいけません。 日本の一般的な競走馬のセリで提出されるレポジトリのX線検査画像の枚数は球節16枚(4方向×4肢)、腕節6枚(3方向×2肢)、飛節6枚(3方…
膝関節における大腿骨滑車のOCD病変は、この関節で最も多く見られるOCD所見です。 症状がない場合もありますが、いったんOCDによる関節炎や跛行を呈してしまうと、手術後にも症状がなかなか改善せず、予後が良くないこともあります。 しかし、骨軟骨症は運動…