2026-01-01から1年間の記事一覧
上腕骨疲労骨折は若齢の競走馬にみられることが多く、反復トレーニングにより皮質骨に疲労性傷害が起きることが病態の特徴と考えられています。 関連記事 equine-reports.work equine-reports.work equine-reports.work 疲労骨折は完全骨折に先行して起きる…
球節炎の原因となる骨軟骨疾患のひとつとして、第三中手骨矢状稜のOCDが挙げられます。セリのレポジトリ検査等でも、矢状稜近位背側のOCD様骨軟骨片はしばしばみられる所見であり、なかには関節炎を引き起こす場合があることが知られています。 球節によくみ…
前回の記事でNSAIDs投与に関連してみられることが多い右背側結腸炎についてのレビューを紹介しました。 equine-reports.work 今回は右背側結腸炎症例にみられる特徴的なエコー検査画像所見についてまとめた報告です。 右背側結腸炎の診断に腹部超音波検査が…
馬の右背側結腸炎は実験的にフェニルブタゾンの投与で再現されるほか、臨床現場で一般的に使用されるフルニキシンやその他のNSAIDsの連用でも引き起こされることが知られています。 ヒトではNSAIDs関連腸炎が広く知られていて、NSAIDsがOTC薬として広く普及…
頸椎関節突起間関節(facet joint)の異常は、さまざまな年齢や血統の馬で報告されており、関節炎そのものによる症状だけでなく、骨関節炎による変形がおき、神経脊髄腔へと突出することにより神経を圧迫することで運動失調などをおこすことが注目されています…
競技馬や競走馬において、蹄骨骨折は一般的に見られる跛行の原因のひとつです。骨折が関節面におよび、変形癒合やその後の骨関節炎が起きることによって慢性的な跛行が残ることがあり、予後に影響を与えることがわかっています。 蹄骨骨折の変形癒合や癒合遅…