”要約
1986年9月から1990年12月の期間で、27頭の深屈腱支持靭帯炎を診断した。4頭で初めの臨床症状として、中手近位部の局所的な腫脹を認めた。20頭は運動直後に急性の跛行を認め、そのほとんどが24時間以内に腫脹を認めた。損傷は超音波検査によって確認された。支持靭帯炎のみを発症した13頭のうち10頭は、発症から3-9か月の期間で完全な運動に復帰し、追跡調査期間(9ヵ月-4年)には再発が見られなかった。3頭は支持靭帯と浅屈腱炎を併発しており、2頭は浅屈腱炎の既往歴があった。これらは全て完全な運動には復帰できなかった。”