育成馬臨床医のメモ帳

このサイトは、育成馬の臨床獣医師が日常の診療で遭遇する症例に関して調べて得た情報をメモとして残すものです。

馬の血小板減少症:1989-1994年の35例(Sellonら JVIM1996年)

はじめに 血小板とは 血小板減少症 免疫介在性血小板減少症 文献でわかったこと 血小板減少症の症例 血小板減少症と関連のある疾患 予後 参考文献 はじめに 血小板とは 血小板は体内で1日当たり35,000/µL産生され、4-5日で破壊・回収されます。 血小板は、止…

種子骨骨折と軟骨下骨の局所的な骨減少症との関連(Shafferら EVJ 2021)

種子骨骨折は、競走馬の致命的な骨折のなかで最も多く、特に両軸性(内と外を同時に)骨折すると、球節(第一指節関節)の脱臼につながる危険性があります。 最近発表された研究結果では、両軸性骨折した種子骨とその他の原因で安楽死となった馬の種子骨を比…

1歳セリのレポジトリにおける種子骨炎の評価指針

種子骨炎の評価方法についてまとめられています。セリのレポジトリ閲覧の参考にどうぞ。 (軽種⾺における レポジトリーのためのX線検査ガイド ⽇⾼軽種⾺防疫推進協議会,⽇本中央競⾺会⾺事部)

中手掌側の神経ブロックがエコー所見に与える影響(Zekasら VRU2003年)

神経ブロック直後に画像診断を行うべきか、影響はあるか。

前肢の滑液嚢間のメピバカインの拡散(Goughら EVJ2002年)

局所麻酔薬の滑液嚢間の移動

外側掌側神経ブロックの新たな方法に関する研究(Castro 2005年)

副手根骨レベルでの外側掌側神経ブロックの手技

スタンダードブレッドの競走と心臓不整脈(Buhlら 2013年)

スタンダードブレッドの競走中と競走後の心臓不整脈ー心臓の大きさおよび弁逆流症と不整脈との潜在的関連

中手近位部神経ブロック4手技の比較(Nagyら EVJ2012年)

中手近位掌側部の神経ブロック手技の比較

第三中手骨背側皮質疲労骨折に対するラグスクリュー固定(Jalimら 2010年)

116頭の競走馬における第三中手骨背側皮質の疲労骨折に対するラグスクリュー固定

馬の中手近位部麻酔手技の比較(Fordら VetSurg1989年)

中手近位掌側部の診断麻酔